mamo_mamoの趣味ブログ

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スコーピオン・キング 感想

ハムナプトラシリーズのスピンオフ作品"スコーピオン・キング"の感想です。

スコーピオンキングというとハムナプトラ2に出てきた下半身サソリおじさんの事ですが、この作品ではその過去を描いています。吹替で見ましたよ。

スコーピオン・キング (吹替版)

 

最近では"ランペイジ 巨獣大乱闘"や"スカイスクレイパー"で主演を務めたドウェイン・ジョンソンの初主演作品らしいですね。タイトル上に燦然と輝く"ザ・ロック"がなんだか時代を感じるね。

 

 

 

 

王道の英雄譚

今作はマサイアス(後のスコーピオンキング)が試練を経て仲間を得、悪の限りを尽くす暴王を倒し国を築く、という大変わかりやすい王道のストーリーで展開していく。例えば桃太郎、ドラゴンクエストの様にもはや魂に染み付いている展開だけど、王道ゆえに奇を衒いすぎて外している様な事がなく安心して見る事ができる。

 

熱い筋肉が魅せる生身のアクション

ドウェイン・ジョンソンは知っているね?2016年には世界で最も稼ぐ俳優1位に認められた男。朝4時に起きて14時間のトレーニングと7回の食事をする超人。

その結果生み出された分厚い筋肉の鎧が全てのアクションに生かされている。弓を番え、剣を振るい、敵をバッタバッタとねじ伏せていくその姿は古代の英雄そのものだ。ライバルのバルザバールや敵の王メムノーンとの一騎打ちのシーンは否応なしに熱くなってくるし、戦闘もワンパターンじゃなくて飽きさせない様な工夫がいっぱい詰まってて楽しい。

 

時代考証をぶっちぎる世界観

具体的にいつとは作品内で言及されないんだけど、シュメール人とかアッカド人とか言ってるので基本的に紀元前の世界を舞台にしてる。でも色々な小道具など「ありえない!」っていうのが多くてもはや突っ込むのが野暮になってくるレベル。メムノーン王が急に城の庭で竹刀で訓練したり、和弓で白刃どりしてみたりメチャクチャ。

ハムナプトラもその辺はだいぶガバいので、そういう点では間違いなくシリーズの一部として安心して見える。シリーズ特有のヤバい殺人虫や、どんな怪物より怖いコブラなどももちろん出てくるぞ。